19巻感想(前編)(本誌ネタバレ含)
19巻感想書きます!!つれづれに書きなぐっていきます!!
内容はありません!!
すごい泣きましたけどもまだ泣いてます!!
よろしくお願いします!!!
本誌と単行本の違いとかは気づいたところだけ指摘したりしなかったりです。
≪表紙≫
は?かっこいい…!!!!!!!!!
≪中表紙≫
は??かっこいい……!!!!!!!!
≪前回までのあらすじ≫
みんなの顔 笑
≪181話『アムールトラ』≫
虎現る!!
キロちゃんの名前「ユルバルス」は「虎」という意味だそうです!!勉強になりますソフィアさん!!虎かっこいいね!!!
そして虎くらいにめっちゃかっこいいソフィアさん。(…ド〇ラじゃん…)
てかキロちゃんとソフィアさんの再会時のキロちゃん「めちゃくちゃいい女になったな」…の時の白石と尾形の顔w尾形そんな顔もするんだwwてか…尾形が他人の女の趣味になんていうか驚くこともあるんだ?みたいなそんな驚き。かわいいね尾形ちゃん。
でもソフィアさんはキロちゃんのことビンタして「よくもウィルクを」って…言っ…
≪182話『私の知らない父のこと』≫
ソフィアさんのことめっちゃ睨むユルバルス~!!(かっこいいどうしよう困る)
とりあえず逃げる。
ニヴフに変装して逃げる。白石って顔がいいよね。好きだよ。
ソフィアさん、アシリパさんにウィルクの話する。通訳キロちゃん。
それまでキロちゃんがアシリパさんに経験させてきたこと、ウィルクはソフィアさんに話していた。
キロちゃん…まじかよ。すごいなキロちゃん。好きだよ。
ウィルク「戦って守らないとすべて消えてしまう」
「生まれてくる子どもたちは言葉も神様も忘れてしまうだろう」
この台詞がすべてを物語っているんですね。
ウィルクの信念が詰まっている。
子どもたちへの眼差し。これはキロちゃんも同じでしたよね。その話は後編にて。
杉元たち、もうすぐ追いつくよ!!がんばれ!!!
≪183話『狼に追いつく』≫
掲載時の感想こちら。これです。(ちゃんと書いて)
≪184話『流氷原』≫
掲載時の感想ですこれ(真面目にやって)
≪185話『再会』≫
掲載時の感想(まじで書いて)
≪186話『忘れ物』≫
掲載時の感想で(なめてんのか)
≪187話『罪穢れ』≫
掲載時のk(殴打音)
187話感想
≪188話『生きる』≫
アシリパさんと杉元が再会したーーーーー!!!!わーーーーー!!!!
白石のおしっこのシーン2ページ目がまるまる加筆です(めっちゃ笑った)
なんかさぁ…杉元のさぁ、アシリパさんに会った時のきらきらした優しい顔…アシリパさんの安心しきった顔…もーーー泣く。
杉元が白石と再会した時とはまた違う顔してて、なんていうかお兄ちゃん感?んもーーーーー!!!
アシリパさんはやっぱり相棒のことを信じ切っている感が…
そして白石の「おじゃま虫だせ」もーーーーーー!!!空気の読める大人!!
白石ってあんなに楽しい奴でちゃらんぽらんに見えて実はめちゃくちゃ思慮深いところとても…好きですね!!
…とまぁ再会は素晴らしいのだけどちょっと尾形の話を…
片目なくなっちゃったけど、尾形。
そして銃も海に落ちちゃったけど、尾形。
ここで一度狙撃手としての命を終えてリボーンするのか、と思ったんですが…
尾形って結局何が目的で動いているのかそこがよくわからないんですよね。リボーンしたからと言って?何があるの?彼がそこまで生に執着する理由はなんなの?
本誌のネタバレ言ってしまうと尾形って逃げるじゃないですか。
それも逃げるあてがあったからの行動のような気がしているますし、なんていうか、大きな組織に庇護される予定でもありそうな…?
土方さんに言ってた「腕の良い用心棒はいらねぇかい?」がまだ有効なんじゃないかとか、中央の指示なんじゃないかとか、色々考えられるんですが…
逃げた理由はこのままだと鶴見中尉に引き渡されるからってのもあると思ってて…となると??わかりません。(投げた)
今度また尾形のこと書きたいですな。
≪189話『血痕』≫
キロちゃんが最期まで戦います。(号泣)
鯉登少尉の、部下をやられて怒り狂うところ、すごくよかったですね(語彙力)
なんていうか指揮官として成長してるというか。
そういう真っすぐなところ、月島さんの心も変えたんじゃないかなって思っていたりいなかったりしています。
真相はわかりませんが。
杉元がアシリパさんに自分が尾形に撃たれたことを話すシーンからまるっと4ページ加筆です。
インカラマッがキロランケに聞いたこと、アシリパさんが聞きます。
そしてソフィアが走っているシーン。キロちゃんのこと探していたんですね、ソフィアさん…泣ける。
≪190話『明日のために』≫
キロちゃんの死に様…
ソフィアさんがキロちゃんが殺されるところを見ていた描写がまるまる加筆されています。
ここでソフィアさんがユルバルスの死を目撃していたのなら、ソフィアさんが北海道に「復讐のため」渡ってくるのは合点がいきます。
ユルバルスの復讐だけじゃなく、もしかしたらもっと別な理由があるかもしれませんが。
でもソフィアさんがそこまでユルバルスのことを思っていたってことがなんか泣けますね。
よかったねキロちゃん、って思ってしまいましたよわたしゃ…
本誌掲載時感想という名の好きなキャラを失った女の狂ったキロちゃん語り→
というわけで、後半へ続きます!!!
そうです、キロちゃん語りですもういいって?よくない!!わたしが書きたい!!同じようなことを手を変え品を変え書いていきたい!!だって好きだから!!!キロランケが好きだk(後編いきまーす)
後編↓
19巻感想(後編:キロランケについて語るvol.5)(本誌ネタバレ含)
キロちゃんについて考えてみます。もう何回目?!という突っ込みは受け付けます!!
初めてじゃないですか、旅の仲間が死んじゃったのって。
推しとか推しじゃないとか以前にすごい悲しくないですか?悲しいですよねわかります(なんだお前)
それは彼の死がある種のもの悲しさをまとっているからだと思うんです。で、そのもの悲しさの正体は「報われなさ」に起因しているんじゃないだろうかとわたしは考えました。
キロちゃんて最終的に欲しかったもの何も掴めててないんですよね。革命も愛も金塊も6巻で言っていた「見届けたい」という思いも、何もかも報われてない。
キロちゃんのアイデンティティって多分「少数民族」で、それには国も民族も関係なくて、「アイヌのキロランケ」も同様にキロちゃんのアイデンティティだと思えるのですが、そう考えるとキロちゃんが死際にアシリパさんに言った
「あとは頼んだぞアシリパ…!!「俺たち」のために」
は樺太やロシアの少数民族、そしてアイヌをも包括していたんじゃないかなと思うわけです。
少し引いた視点から見てもキロちゃんて故郷を奪われ大国に飲み込まれそうになりながら必死で戦った「少数民族の象徴」だなぁと思うのです。
で、その報われない境遇って多分これまでの歴史で社会的弱者が当たり前に享受させられてきたものだと思うのです。
それを体現して死んでいったのがキロちゃんなわけで、だからこそその死には悲哀が漂っているのかなぁと。
でもそのキロちゃんの死を目の当たりにしたアシリパさんは思うところがないわけはなくて、白石だってその二人の思いを理解しているからこそ211話でのあの発言だったわけなので…
キロちゃんは樺太でたくさんの物語を聞かせていたわけですが、それ以上に彼の生き様というか、彼の存在自体がアシリパさんに語ったことってたくさんあると思います。
そういう意味で、キロちゃんはアシリパさんにとって…というか作中での「父親性」の一旦も担っていたんじゃないかと思いました。
ウィルクの話をしてアシリパさんにその記憶を呼び覚まさせる役目とはまた別に、外界へ導いて成長させる役目を持つ存在というか。キロちゃんによって実際にアシリパさんは樺太の旅で自分の意志で役目を見つけたわけですので。
鶴見中尉は意図して江渡貝くんや月島軍曹や師団の彼らの親役となって彼らを懐柔したわけですが、
キロちゃんは期せずというか結果としてそうなっていて、(鶴見)劇場を作ったり精神的支配ではなく、ありのままの自分たちの過去・現在・未来を、加えて自分の生き様を見せることで、彼はアシリパさんの父親の役目を果たしたんじゃないかなと思っているのです。
最期まで「逃げるぞアシリパ」と戦おうとして、金塊の在り処を聞き出そうともせずアシリパさんを信じて「良かった…」と微笑んで、最後まで目を閉じることなく死んでいって、キロちゃんは自分の日常や幸せを捨てて色んなものを犠牲にして戦って死んだのですが、彼がそこまでして遺したものはちゃんとアシリパさんに届いたなぁと思うんです。
「父親性」でいえば、キロちゃんの走馬灯には子どもたちがたくさんいたじゃないですか。
で、ウィルクが「生まれてくる子どもたちは言葉も神様も忘れてしまうだろう」と言っていた所を見ると、彼らが戦う理由の芯は「次世代に自分たちの神様・文化受け継ぐこと」だと思えます。
だからそういう意味でも彼(彼ら)は作中の父親性を背負っていたのかなと。
ゴールデンカムイは親を失うことで子どもが巣立つ、ということが度々描かれているので、だからアシリパさんを成長させる役目を終えた「親」であるキロちゃんは死んでしまったのかななんて…
作品の中での「父親性」も担っていたキロちゃん…、なんか…キロちゃん、実際の自分の息子のことは置いてきちゃったわけだけど、息子たちのために戦ったって、そのことも息子たちに伝わるといいなと思いました。
さて、突然ですがここでキロちゃんて実は嘘ついてないんじゃないか説を考えてみたいですね。
なぜかと言えばアシリパさんにとっての父親性を担うキロちゃんの口から語られた言葉って重要じゃないですか、みたいな。どう描かれているのかって結構深くみていきたいテーマだな、みたいな。なんて言ってますがこれはずっと思っていたことなので語りたいがためのこじつけだな、みたいな。
どこかの記事でも言いましたが17巻でキロちゃんが名前を打ち明けるところ見ると、なんかキロちゃんて「嘘はつくまい」と思ってるっぽいよなと思っていたんですよね。
で、この説を唱える上で一番ひっかかる発言なのってキロちゃんの登場時6巻の金塊レースに参加する理由と、13巻網走での「俺たちがマレクと呼んでる鉤銛~」だと思うんです。
まず6巻、なんて言ってたかなと読んでみると
「アイヌの金塊を奪ったこと 俺は同じ国から来た人間として責任を感じる」
「お前たちが相応の取り分を望むのは構わないが残りは返すべきだ」
「最後まで見届けたい」
キロちゃんて取りようによって意味が変わる系の台詞を多用してるんですけど(「わからない」とか)これもそんな感じ…?(聞くな)
責任を感じてる意味はよく分からないんですが、「残りは返すべき」は13巻117話の
「俺の息子たちは北海道のアイヌだ」「金塊はこの土地のアイヌのために存在している」
と同じこと言っててそこは一貫してるんですよね。
だからこそ網走での裏切りに驚いたんですど、、、キロちゃんはウィルクの思想に傾倒してて、連合国家を作りたいって話はやっぱりあると思うので、だから金塊を使ってアイヌの人々が神様を奪われることなく暮らせるようにするから、それが「返す」ってことなのかな。意訳ですが。
でもそんなこと杉元たちに言ったら猛反発だろうからちゃんと全部やり遂げてから判断してほしくて裏切りととられる行為をしてしまったわけで…
…こんな感じだったらいいな~(希望)
さ、次、13巻125話の「俺達がマレクと呼んでる鉤銛」。
キロちゃんて自分のことをアイヌとは言ってなかったのでこの台詞がちょっと不思議な感じがしたんですけども、この記事の冒頭で言いましたアイデンティティの話がここにかかってくるのかなと。
つまりアイヌとして暮らしていたキロちゃんもキロちゃんで、「俺たち」なのではないかなと思いました。
…キロちゃんの台詞の解釈って難しいんですけど、でもなんとなく彼は誠実であろうとする姿勢がみられるので、ちょっと語ってみたわけでした。
でも「裏切り」で言えば実際のところウィルクを殺した理由はよくわかりませんよね。
わたしアイヌを殺したのはキロちゃんだとだいぶ昔に言うてましたが今は正直違うのではないかと思ってます。
殺されてるのを見つけて、持ち物に傷をつけたのがキロちゃんなんじゃないかなって…そう思いたいみたいなところもあります。わからないですけども。
なんか過去の回想のキロちゃんと、アシリパさんたちと旅をしてるキロちゃんてなんか、違わないですか?
変わったのは実はキロちゃんだったんじゃないかな説はこの記事(183話感想(後編:考察(ウイルクとキロランケ)))で書いてるので暇でしょうがない時にでもチラ見していただけたらなんですが、なんか、裏切ったのってどっちなんだろ…お互い道が違っちゃったのかな…みたいな!難しい!今後の展開を待ちたい!
ゴールデンカムイって人間の二面性を描くのが巧みなので、例にもれずキロちゃんもそうなのですが、
見方によってはいろんな者を裏切っていろんなものを捨てて生きてきたのに、谷垣にとどめをさせなかったりあざらしに気を取られてしまったり、キロランケは人間らしくて弱いわけですよね。狼のようなウィルクを愛していた理由はそこにあるんだなぁと。きっと狼のようになりたかっただろうなと。
でもきっとウィルクに裏切られたって思いがあって、それでウィルクを殺したのかなぁ…どうなんでしょう。
でもね、でもですよ!!最後に最終ページの加筆について語りますね。
19巻最終ページ、キロちゃんの名前を呼ぶアシリパさんの声の背景には、雲の切れ間から日光が差し込む現象、通称「天使のはしご」が描かれました。この描写は本誌掲載時にはなくて単行本の加筆です。
そもそも「天使のはしご」は旧約聖書のエサウとヤコブの物語のシーンからヤコブのはしごとも呼ばれています。ヤコブが雲の切れ間から差す光の中を天使が行き来していた夢を見たことからその名がついたのですが、実はこのヤコブは父や兄を裏切っていて、それでも最期は天使のはしごにより祝福を受けるのです。
父や兄を裏切った男への祝福、というワードにキロちゃんを思い出さずにはいられなくないですか?
裏切り者への祝福というのは現代の善悪の理念からは遠いものではありますが、ゴールデンカムイって善悪はきっちり分けられるものではないということを描いている作品で、更には「祝福」がテーマの一つでもあるので、
この加筆された「天使のはしご」の美しい描写によって、キロちゃんは祝福されて天に昇っていったんだと思えるわけです。
例え裏切っていようと嘘つきだろうと、弱者への優しさを持って最期まで戦ったキロランケは「祝福」されて天に昇った、すんなりとそう思える描写、素晴らしいです。泣いてます。
わたしは初めてキロちゃん語り記事(キロランケについて語る )を書いた時からキロちゃんは死ぬと思ってましたが、彼には7巻で馬に乗って駆け抜けていったようなそんな光の中で生を終えてほしいと思ってて、それが叶ってよかったなキロちゃんが光の中で眠れてよかったな…と、この加筆によって思った次第でした。
…以上、泣きながら書きました。
小難しいこと色々書いてみましたが結局!キロちゃんてなんか色々ほの暗い感じだったけども家族捨ててるしテロリストだけども!優しいいい男!!!(結論がそれ)
わたしはご存知の通りキロちゃん大好きなのでまたなんか書いてしまうかもしれませんがその時はまたどうぞよろしく(?)
だってほら、ソフィアさんへの手紙でなんかあるでしょ。すごい事実があるでしょ知ってる。
ていうか今ふと思ったんですけどキロちゃん、家を出る時の「畑を耕す時期までには帰ってこよう」が唯一の嘘になっているんだとしたら…泣くじゃん。
というわけで19巻感想でした。お付き合いありがとうございました。
涙拭きます。
前編はこちら
【本誌ネタバレ】214話感想
本誌感想いきます!!
今回は、かわいい回!!!
まずてきとうなあらすじ↓
鯉登少将(with鶴見中尉)、発光信号「停止セヨ」
↓
杉元は船の運転手に銃を突きつけて色々無茶な要求(流氷砕いて進め、とか)
↓
考えた杉元「速度を落として船首をあの流氷の帯に向けろ」
↓
駆逐艦が流氷に砲撃、流氷に割れ目ができる
↓
杉元「やったッ読みどおり!!逃げた鼻っ面めがけて脅しで撃ちまくると思ったぜッ」
白石「さすが杉元 脅し行為に造詣が深い」
↓
割れ目を進む客船、追う駆逐艦…海上のカーチェイス
↓
アシリパさんと白石が白い布を集める
↓
追いつかれる客船
↓
杉元たちは流氷の上を歩いて逃げた!!
↓
白い布のため見つけにくく、手練れの狙撃手(ヴァシリ)がいるため追うのは困難
↓
諦め鶴見中尉 「ゆっくりと話したいことがあったんだがな…」
↓
杉元一行…クリオネをみつけてかわいがる。
(杉元は『少女世界』を読んでいたらしい)
↓
白い布をかぶってだいふくみたいになって流氷に乗って進む四人
↓
ホッキョクグマ…?!!!
今週はここまで!!
今回は絵で魅せる回というかいくらあらすじを説明しても伝わらないというか…いつもか。
ちがうんです、何よりも何よりも大福みたいになってる四人がかわいいので読んでください!!!!
さて今週気になったのは、鶴見中尉の台詞
「ゆっくりと話したいことがあったんだがな…」
ですね!!
それまでなんか鯉登少将にとりついてる感じ(失礼な)で割とやばい顔してたのに、
このコマだけなんか突然の思慮深い感じ…(何この全然伝わらないこの感じ…)
中尉はいつも思慮深いけども突然こんな顔されると前のめりになりますね、わたしが(聞いてない)
中尉が話したいこと、考えてみたんですけど…三つくらい出してみます。(数撃ちゃ当たる)
・金塊の使い道
→中尉のやろうとしてることはウィルクとそう違わないよ、アイヌを守ることにもなるよ、みたいな説得した上で金塊山分けしよ、的な。
・アシリパさんをたらしこみたい
→ウィルクの娘だし一筋縄ではいかないと絶対にわかっていると思うので、切り札があるはず。
で、そうだとして切り札ってなんだろうと考えて、思ったのがアシリパさんのお母さんの話かなとか。
お母さんの話ってウィルクもキロちゃんもマッちゃんも話すチャンスはいくらでもあったはずなのに作中で語られたことってほとんどないじゃないですか(アチャは語っていたけど)
だから、なんかあるはずだよなとずっと思ってて、で、もうアシリパさんにとって初めましてな人って中尉くらいだし、だから中尉の口からしか新しいお母さんの情報語られないんじゃないか説も考えられるよなぁと思ってるんですけど…
アシリパさんの父親の話はキロランケから、じゃあ母親の話は?中尉かな?ってところから考えたんですが…
でも何を話すの?って話なんですよ。
中尉何を知ってるのかな。
・金塊の暗号の答え合わせ
→割とこの説何度も言ってますが、もしかしたら中尉はすでに暗号を解けてるんじゃないかなと思ってるので、その答え合わせ。
というか解き方がわかってて、でも中尉はアチャのアイヌ名知らないので最後の鍵を知りたいわけですよね。
そこで答え合わせのためにアイヌの話とかお母さんの話とかするんかなぁとかって…
でも中尉のあの顔はなんか…ただたらし込むんじゃなくてもっとなんだろ、アシリパさんを対等に見てる感じがしたんですよね。だから金塊の答えあわせとか、アシリパさんと中尉が対等になるシチュエーションでの「話し」な気がしてて…
それかもしかして「長谷川さん」が中尉だよって話とかもありえるのかな…鶴見中尉からアチャの思い出を聞くみたいなこと?えーでもなーー
などと適当にこんなこと言ってますがどうでしょう(どうでしょう)
どれかあたったらうれしいし当たらなくてもすごいおもしろいからうれしい。
なんか色々ああでもないこうでもないって考えるのが楽しいですね…だからブログやっておりますです…
あとは流氷の上を歩いて逃げるって発想はウィルクとキロランケからちゃんとアシリパさんの知恵として使われているのがなんかいいなぁと思いました。
受け継がれてる…!!!(号泣)
ホッキョクグマはロシアからわたってきたんですか…?
すごい、彼(ホッキョクグマ)、ウィルクじゃんソフィアじゃんキロちゃんじゃん(?)
そんなわけで、感想でした。
【御礼】累計30万pv【ありがとうございます】
こんな適当に書いてるブログが30万pv…まじですか。いいのぉ?
このブログは去年の5月頭に始めたので、1年5ヶ月?で30万…
月で割ると…?……わかんない!!
とにかく!!ありがとうございます!!!!嬉しいです!!!
ゴールデンカムイが好きすぎてどうにかこの気持ちを吐き出し、それを残しておきたいと始めたものがこんなに読まれることになるとは思っておりませんでした…
☆とか感想とか毎回うれしいです。
あ、あと聖地巡礼の記事を参考にして北海道旅行してくださったりとか、聖地の記事はそれを目的に書いてるみたいなところがあるのでめためたに嬉しいですねへへへ。
最近どんな記事が読まれているのかな〜とみてみましたらば、先日19巻が発売された影響でそのあたりの本誌感想記事とか…キロちゃん語りとか…ウィルクとキロちゃんとか…なんかそのあたりすごく見てもらってます。
190話、191話あたりのキロちゃん語りについてはほんと、悲しみのままに書き連ねたのでちょっと恥ずかしいみたいなとこあります。まあいつも熱のままに書いてるので恥ずかしいんですけどね!!
19巻の感想はまた後日書きます!!
あと鶴見中尉の記事ってすごく見られてるんです…ありがたややっぱり気になりますもんね中尉。
鯉登少尉の年表とか自顕流の話とか見てもらってます。
最近の本誌の鯉登少尉、色々ありますものね。
でも鯉ちゃんはすべてを切り開ける存在だと信じています(何目線だ)
聖地巡礼はコンスタントに。
あ、そうだ、この間開拓の村行きましたので抜けてるところ色々またあげたいです。
ということで今後の予定は
・19巻感想
・聖地巡礼の記事
・岩息さん(これずーーーーっと言ってるw)
・鯉登少尉の年表作り直す
…ですかね。
というわけで、30万pvありがとうございました!!!!
これからもゆるりとやっていきます♪
もち2号排
【本誌ネタバレ】213話感想
本誌…本誌…素敵な回でした…
てきとうあらすじいきます。
北海道への連絡船の話を思い出す白石
(連絡船の話はアシリパさんと白石しか知らない)
(アシリパさんの言っていた「あて」はこれのことだった)
↓
傷ついた杉元とアシリパさんが逃げている…ところを、助けてくれたのは、馬に乗った、ヴァシリ!!!!!!
(アシリパ「頭巾ちゃん…」)
↓
杉元・アシリパと白石・谷垣合流
↓
でも谷垣は馬に乗せてもらえない
↓
(インカラマッが鶴見中尉のところにいるから)鶴見中尉のところに行け、と面々
アシリパさん「私が…フチにまた会う夢を見たと伝えて!!フチは信じて安心す
るかもしれないから」
↓
止まる谷垣。港へ去る面々。
白石「達者でな!!谷垣源次郎」
↓
谷垣に追いつく菊田特務曹長「どこへ行った?」
谷垣「アシリパたちと街の方へ逃げるのが見えました」
菊田「じゃあなんで追わねぇんだ!!走れ谷垣一等卒!!」
谷垣「俺はマタギです」
菊田「はぁ?!」
谷垣「マタギの谷垣です」
船に乗る面々(杉元アシリパ白石ヴァシリ←new!)
↓
港で兵士が一人(白石「どうした頭巾ちゃん」)
↓
白石、ヴァシリに向かって「撃てッ バーン!!バーン!!やれ!!お前なら当てられるだろ?!」
アシリパ「足を狙え」
↓
ヴァシリ、兵士の脳天に一発
白石「よくやった」
↓
鶴見中尉、港で撃たれた兵士と四人が乗ってた馬を見る
船の上の面々。樺太脱出!
↓
樺太の遠景を見つめる杉元とアシリパさん。
↓
杉元「アシリパさんなら自分の信じるやり方でアイヌを守る道を探してくれると
俺は信じることにした」
↓
白石「それはいいけどどうやって俺たちだけで金塊を見つけんのよ?」
↓
砲撃される
↓
第七師団、追いかけてきた!!
今週はここまで!
…ね、素敵な回でしょ?
今回も気になったところを…
・谷垣
樺太の旅って本当に全員に変化をもたらしてて、今回は谷垣もしかりだったよという回で、
谷垣の変化は何かっていうかアイデンティティが固まったのではないですかね。というか、二瓶鉄造に心をマタギに戻してもらって今まで来たわけですが、それを兵士であることを否定して自分からマタギだと発したのは初めてじゃないですか。
だから彼の中で胸を張って「自分は兵士じゃなくマタギだ」と言えるほどに人格が固まったというか、やっとこさ彼は戦争から戻ってきて解放されて新たな道を見つけたんだなという感じがしましたね。
いい顔してたよ、谷垣。(何目線だ)
あとね、谷垣アシリパさんたちを逃がしてくれた。特務曹長に嘘ついて逃がしてくれた。
ありがとう、谷垣。
なんか白石が「達者でな!!」って言っててもう会えないのかなとちょっと思って切なくなります。
死なないでね、谷垣。
・ヴァシリ
まじで助けてくれましたねヴァシリ…珍道中全然ありましたわやったぜ!!
しかも何あの登場、王子様じゃん。尾形を見つけるためとは言えかっこいいじゃん。なのに「頭巾ちゃん」とか言われてんじゃん超かわいいじゃん。いやいやあの人ウィルタのアンマー撃ってた人だよ、同僚のこと全然見殺しにできる系男子だよ…んも〜〜ギャップ!!!!
いやぁなんていうか、ゴールデンカムイって本当に人の多面性を描くのが上手いですなぁ…
全員が全員色々な面を持ってて憎めないってなかなかすごいことですよね。
え、てかヴァシリ一緒に北海道行くの…密入国!
いやいやでもね、この四人の珍道中ほんと楽しみ。ヴァシリめちゃくちゃ役に立つじゃん。
え、てか(二回目)鶴見中尉ってさ、ヴァシリに撃たれた兵士の死体見てたけどさ、
ヴァシリが相当な手練れだって気づいたと思うんですけど…
ヴァシリ大丈夫かな。手練れ=尾形だと勘違いされて狙われないかな。
・白石
なんかもうアシリパさんの考えてることツーカーすぎてすごい好きですね。
樺太の旅のアシリパさんのことちゃんと見てたし、白石なりにアシリパさんを守っていたからこそのツーカーですよねぇ…!!
アシリパさんの相棒は杉元だけど、白石ともまた違ったバディなんだなぁと思ってる!!
前の感想でも言いましたけど白石も覚悟きめてきてますもんね。あなた、覚悟してきてる人ですよね、ですもんね(別ジャンルやめなさい)
杉元とアシリパさんと白石っていうパーティー…すごい懐かしくて好き!!
211話で原点回帰して、また二人から旅が始まって、白石に助けられてってところまでちゃんと今までの旅路をなぞってる構成。素晴らしい!!
なんかもう一人かわいいのがおまけについてきてるけど素晴らしいよ!!
・アシリパさん
なんかね、ちょっと思ったのがね、アシリパさんはフチのところに帰る道より金塊を探して旅を続ける道を選んだじゃないですか。それがなんか、ちょっとキロちゃんと重なるというか。
わたしは昔のキロちゃん語りで、キロちゃんも家庭的な小さな幸せは捨ててきた人で、それをアシリパさんに背負わせてると言いましたけども…なんかその通りになってってるというか…
でも決してネガティブな意味ではなくてアシリパさんの前向きな意志で選んだ道だし、211話感想でも言いましたがキロちゃんはアシリパさんならできるって信じて想いを託していたんだと思うので、なんていうか昔思っていたのとは若干ニュアンスは変わってきますがなんというか…うん(著しい語彙力の低下)
そう、なんていうかキロちゃんの遺志は引き継がれたな…と思って嬉しい反面アシリパさんの未来が心配になってきたりこなかったり…大丈夫だけどもアシリパさんは!!(何目線だ)
願わくば!!アシリパさんの未来が幸せでありますように!!!
来週も楽しみですね。
鯉登少尉大丈夫かな…。
ところで19巻発売されましたね!!
ちょっと涙で前が見えないのですがちゃんと読んで感想あげます(多分)確か19巻のあたりの感想どさぼりしてたような気がしますし…えへ。
おわりもす。
【本誌ネタバレ】212話感想
今週の本誌感想です。
テキトーあらすじ↓
逃げる杉元とアシリパさん
↓
逃げたらアシリパは北海道に戻れないと心配する谷垣
↓
杉元に逃げるあてがあるというアシリパさん
↓
すぐ宇佐美に見つかる二人(パキッ)
↓
米俵投げて逃げる二人
↓
月島軍曹に見つかる二人
↓
あっさり撃たれる杉元
↓
杉元に近づく鯉登少尉
↓
怒り毛の杉元(野生…!)
↓
少尉を短刀でさくっと刺す杉元
↓
少尉に駆け寄る月島軍曹「抜く かないでください」「いつも感情的になって突っ走るなと注意していたでしょう…」
月島軍曹のモノローグ「昨日は素直に聞いてくれたのに
↓
少尉と軍曹を一瞥してまた視線を戻す鶴見中尉
↓
逃げる杉元とアシリパさん
今週はここまで!!
いやぁ…うん。
すごい。
殺伐とした雰囲気。
主人公ってやっぱりその作品の全体のムードをつかさどる存在で、杉元の場合それが顕著だなと思っております。
今回は杉元が久々に狼に戻ったので、とてもバイオレンスでギラギラしてましたね。第七師団と殺し合いしててまさに一巻-三巻みいな感じ。
そういう意味でもなんだろ…原点に戻ったなというか、
二巻あたりのバイオレンスな雰囲気をまとっているのは「二人で金塊を見つけるというスタート地点」に戻ったからなんだなぁと思った次第です。
わーーおんもしろい!!!
今回気になった点をいくつか↓
・月島軍曹
あの、鶴見中尉を見るあの目はなんなのでしょうね。
まず鶴見中尉からしたら鯉登がどうなろうとまぁいいやって感じですよね。だから駆け寄ることもせず二人を見て、すぐに視線を前方に戻した。
で、月島軍曹のあの目つきですが、鶴見中尉に対するちょっとした憤り(江渡貝邸出たときみたいな)が感じられました。
なんか今回で月島軍曹は鯉登少尉のこと結構好きじゃんて思ったんですよね。やっぱり月島軍曹て人間らしい感情を捨てたふりして結局「情」は捨てられない人だと思うので…鯉登少尉を介抱する姿は嘘じゃないと思うんです。
いつも言っていた
「感情的になって突っ走るな」
は、ずーーーっと前から今回の鶴見中尉の件のことも暗示していたんだなぁと思ってちょっと泣けました。
やっぱり月島軍曹、眩しいんだ鯉登少尉が!!そうだそうに違いない。
120話のあれもさ、わざと脅して、鯉登少尉が殺されたりしないようにってことだったように思えてきましたよ!!鶴見中尉に鯉登を殺せと命令されたら自分は断れないからってさ!!
軍曹はなんだろ、「鶴見劇場」をかぶりつきで見たいけど、結局最後は情の深さで行動を選ぶような気がしています。
(願望入ってます)
・鶴見中尉
すごいですね。あの冷たさ。最高。鶴見中尉たるものそうであれ。(何目線だ)
そしてウイルクも多分こういう人だったろうなと思いますよね。
そしてそして土方さんも多分こういう人だろうなって思いますよね。
この金塊レースの主格を担う方々はみんなやっぱり「やさしさ=弱さ」と認識して、それを捨ててるんだなと思いました。
意識してやってる後天的なものなのか、先天的なものなのかはわかりませぬが…
・鯉登少尉
彼は死なないと思います。
絶妙に急所外れてますし。
しかも短刀さ、月島さんが「抜かないでください」って言ってるものなんか…
キロちゃんに刺さってるマキリ抜いてとどめをさした鯉登少尉がそんな感じで守られててなんか…
大変にドラマを感じましたし、それで鯉登少尉は生きるな~と漠然と思いました。
生きる人は生きる!って感じですね(キロちゃん…)(まだ引きずる)(一生引きずる)
・宇佐美上等兵
こわい
・杉元
こわい
来週はどうなるんですかね…
アシリパさんのいうあてがなんなのか気になりすぎますね!!
早く誰か助けてほしい。ソフィアさんとかヴァシリとか。
ヴァシリどこ行ったん?って感じだから急にでてきて助けてほしい。三人で珍道中してくれ(それはない)
鯉登少尉は死なない!!
おわりもす!!
【本誌ネタバレ】211話感想(白石とキロちゃんアシリパさん語り)
本誌感想いきます!!
今回も号泣したんですけど…なんか最近毎週泣かされてるな…?
てきとうあらすじはーじまーるよー!!
タイトル『怒りのシライシ』
夜明け。
めちゃくちゃ酩酊状態の白石が杉元にからんでくる。(なんか顔の圧がすごい女の人と)
↓
喧嘩する二人
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アシリパさんを守りたい杉元
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白石
「杉元は樺太の旅でのアシリパちゃんを見てねぇ!」
「彼女は色んなものをこの島で学んで成長したんだ」
「キロランケが彼女に伝えたことは嘘じゃねぇだろ?!」
「わざわざクソ真面目に樺太まで連れてきて自分たちの現状を本人の目で直に見てもらおうとしたんだからな」
「全部覚悟の上でアシリパちゃんが「アイヌを背負いたい」というなら 背負わせりゃいいだろッ!!」
「彼女を自立した相棒として信じればなぁ お前は元のギラギラした狼に戻れるのに…」
鶴見中尉一行、港に到着
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アシリパさん「どんな男かはひと目見ればわかる」
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鶴見中尉とアシリパさん、はじめまして
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白石、嘔吐(まだ酔ってる)
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中尉が白石に目を奪われたところで、アシリパさん手に矢を持つ
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アシリパさん
「杉元……私のことは私が決める」
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頷く杉元、空に向けて矢を放つアシリパさん
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杉元「毒矢だッ」
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よける一行
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鶴見中尉「逃げたぞ!!」
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逃げる杉元とアシリパさん
↓
アシリパさん
「杉元!相棒ならこれからは「するな」と言うな!!」
「何かを「一緒にしよう!」って前向きな言葉が 私は聞きたいんだ!」
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杉元
「よしッ!!俺たちだけで金塊を見つけよう!!」
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頭に矢のささった白石「あれ?オレ死ぬ?」
今週はここまで!!
…ね?泣けませんか??
もうこの一話に色々つまりすぎててもう何も考えられないですね好きですゴールデンカムイ…!!!
いや~~~やっぱりね、白石ですよ!白石由竹!!
もう彼がいるからこの漫画は救われるといっても過言ではないです!!!
樺太の旅は白石のことも成長させたんですね。
もともと視野が広く、優しい人ではあったのだけど…でも、でも…今回の白石はいい男すぎる。
白石ってさ、樺太行ったばかりの頃キロちゃんについて色々思うところがあったと思うんです。
ウイルタの村でトナカイのとこでキロちゃんが計画通りに事を進めてるっぽいところとか、キロちゃんが嘘ついてたっぽいところとか。
そして一度は逃げようとしてたじゃないですか。
でもアシリパさんに逃げようと誘ったけどもアシリパさんが逃げないって言って、白石は実際一度逃げたけどまた戻ってきてそこで覚悟を決めてますよね。(この話の白石も大好きなんです泣きました…(166話感想にて)
そこからは彼は更に物事の観察者になっていたと思うんです。
そして一緒に過ごしていく中で、キロちゃんがただ人を利用しながら革命を遂行してゆくような人じゃないってことも、その真面目な人柄も、人間らしい不器用な生き方も白石はちゃんと見ていた。
更には実際に触れた少数民族の現状も、物語も、文化も、白石にも伝わったんですよね。
だから白石が言ってる「キロランケが伝えてきたこと」は白石にも伝わっているんだと思うんです。
…泣いていい?
そして今回刺さったのが白石の「クソ真面目」って言葉なんですけど、
キロちゃんがアシリパさんを樺太に連れて行ったのってやっぱりどうしても負の感情でもって見てしまうと思うんです。
13巻までの旅が楽しかった分なんか裏切られた気持ちみたいなさ…
主人公である杉元が何よりそうで、「裏切り」「卑怯」と言ってるわけだし、あとやっぱりアシリパさんみたいな12歳かそこらの少女を戦いに巻き込もうとしてるとか色々と…負の評価が多いと思うんです。
でも今回白石が「クソ真面目に樺太まで連れてきて」って、なんかキロちゃんの行動がストーリー内で初めて正の感情でもって評価されたんですよね。
…わたしは泣きました。
本当に彼には伝わってるんですよねキロちゃんの想い…
そしてですね、これってキロちゃんの旅を見ていたってことと同時に、白石のアシリパさんへの信頼の証でもあると思うんです。
成長した彼女をみてきたからこそ言える台詞というか、なんだろ、クソ真面目なキロランケの伝えたかったことはちゃんとアシリパさんに届いてる確信があるし、
彼女はそれを背負える子だと白石はアシリパさんを評価してると思うんです。
それはやっぱり観察者でいた白石だからこそできることなのだと思います。
白石の代名詞である「脱獄」ってその監獄がどうなっているかじっくり観察しないといけないじゃないですか。
脱獄王の白石はその観察眼がずば抜けてると思うんですけど、
彼はその観察眼を人にも向けられる人で、そしてその観察眼はアシリパさんがアチャのことで思い悩んでいた時みたいに、キロちゃんが死んだ時みたいに、今回のように、誰かを救っているんだなって思って…
白石、いい男すぎて言葉がでない。
白石の役目もやっぱりそうやって誰かの想いを受け継ぐことなのかな。
誰かの想いを掬いとれるひと…シライシーーーーー!!!!好きだーーーーー!!!!!!ありがとーーーーー!!!(何のお礼だ)
さて、今回は相棒復活ってとこも最高でしたね!!
アシリパさんは「自分のことは自分で決める」って…もーーーーー強いーーー好きーーーー!!!
前回の感想でも述べましたが、アシリパさんは自我が芽生えたんですよ。羽ばたくときは今なわけですよ(は?)
それが今回、こうやって「前向きな言葉が聞きたい」って杉元に伝えた言葉がそのまま彼女の行く末を表してると思うんです。
そしてそれはきっと「大団円」につながるだろうなと確信しましたよ!!
最高の読後感ですな!!
んで、ふと思ったのがですね、キロちゃんとアチャってきっとこうなるって思ってた
かもしんないなと。
アチャはアシリパさんをそう育てたし、キロちゃんはアシリパは昔から賢い子だったって言ってるんですよね。
なんていうか二人ともアシリパさんに信を置いてる、というか人間として評価してるなという印象。
だから二人ともある意味アシリパさんに少数民族やアイヌを背負って立たせたとしても、彼女ならきっと自分のやり方で立ち上がってやりとげるって思ってたんじゃないのかなと。ていうかそうだったらいいな。
私はキロちゃん語りとかで「キロちゃんアシリパさんに背負わせすぎだよ」などと言っていましたが(キロランケについて語るにて)でも本当のところキロちゃんは、そうしても大丈夫だと確信していたのかもしれない。
アチャもキロちゃんもアシリパさんに明るい未来を見て信頼していたんじゃないかな。
…なにそれ尊い。
それは白石もそうだし、そして杉元も今回の白石の言葉で目覚めたと思うんです!!
明るい方向に進むといいな。
あとアシリパさんはもう暗号解けるわけだからなんならあれって刺青一枚でもあれば大丈夫系の感じだといいなと思っているし二人で金塊見つけちゃいなよそしてなんなら金塊もう二度と手の届かないところに沈めちゃいなよ…いやそれだとアイヌはどうなる…?そこは鯉登少尉と結託してだねなんとか融和の道を(ブツブツ)
そんなわけでした。
あ、今回鶴見中尉まじこわだったけどあれはあれで大変かっこよろしかったですね。
アシリパさんにはやべぇやつ認定されたけども。
おわりもす。