【本誌ネタバレ】183話感想(前編:あらすじ)
久しぶりの本誌感想です。
いや~~~今週一気に話が動きましたね。今回は前半頭の悪い感想と、後半ではウイルク(とキロちゃん)についてちょっと考えてみました。
さて、タイトルは「狼に追いつく」
アシリパさん追憶から始まります。アシリパさんは小熊へ同情しますがウイルクは教えます。
「間違った情けや優しさは弱さにもなるんだ 弱いものは負けて喰われる」
場面は樺太へ。狼を見つける一行。ソフィアさんが口を開きます。「ウイルクは狼が好きだった」と。そして昔話をします。
手負いの仲間を連れて秘密警察に追われていた時、ウイルクはその仲間を殺します。そのおかげで仲間の呻き声で居場所がばれることはなくなり、ウイルクたちは助かったと。「ウイルクはその答えまでに最短経路で動けるひとだった」
そしてキロちゃんが言います。「俺もそんなウイルクを心から信頼して 愛していたよ」
ソフィアさんの話は続いて、ウイルクの名前の由来へ。キロちゃんも知らない話。
ウイルクは少年時代、弱った一匹狼を見つけた。その狼は遠吠えをして仲間を呼んだが、仲間はその狼を殺してしまった。群れの狼たちは一匹オオカミを群れの中で役目がないと判断した。群れには役割があり、誰かが足を引っ張れば群れは飢えたり他の群れに敗北する。狼は自分たちが生き残るための余分なやさしさが削ぎ落とされている。
ウイルクはあんな生き物になりたくて狼の皮をかぶって走り回っていたので、ポーランド人の父親がポーランド語で狼という意味の「ウイルク」と名付けたと。
そしてここからアシリパさんの追憶になります。
アチャが言っていた「今から教えることを忘れてはいけない」の内容が明らかになります。ウイルクはアシリパの母に自分の名前の由来を話した。そうしたらアシリパ母はウイルクにアイヌ語の名前を付けてくれたと。
「ホロケウ オシコニ」(狼に追いつく)
その名前を知っているのはウイルクと、アシリパの母だけだったと。誰にも教えてはいけないよ、と。
そしてアシリパさんは杉元に教わったこと、刺青に書かれた漢字の読を思い出します。
「…あッ!」
ウイルクとの記憶から、暗号解読について何かに気づいたアシリパさんを不穏な目で見る、尾形。
今週はここまで。
頭悪い感想を述べますと、キロちゃんの顔がよすぎて困りました。えー切ないーウイルクに裏切られたの…切ない。そうだよね、15歳以前からの仲間で二人で苦楽を共にしてきたのになんで裏切ったんだよってなりますよね、許せないよね。つらい。
キロちゃんて網走監獄以前のキラキラ楽しく旅をしていたころと、樺太いってからと全然違うように見えてきっと根は変わっていなくて、冷酷な所もあるのに結局情に弱かったり人間として熱い人だと思うので裏切者はまあ殺しますよね。(?)
なんかキロちゃん悪もの感あるけど、キロちゃんからしたら一本筋の通してるからも―――ゴールデンカムイだわー!みたいな(?)見る人によって印象が変わってくるみたいな。あーーおもしろい!
そして尾形なんなのこわい、それでこそ尾形!さあ君の出番だ!頑張れ尾形!アシリパさんのこと見すぎ。笑える。
そしてそしてアシリパさんは気づいてしまったからきっともう戻れない。あーーー杉元はやくこいよ!
ていうかとにかく明るい先遣隊はまだですか?早くしてくださいほんと。アシリパさんピンチなので。
ていうかほんと…いよいよ佳境ですかね!!
後編はウイルクとキロちゃんのこと色々考えてみましたー!!